| 地図作成における ALOS 利用 国土交通省国土地理院 測図部 測図技術開発室 南 秀和 |
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政府が国土を管理する上で、また、様々な社会経済活 動が営まれる上で、国土の現状を正確に把握した地図は不可欠である。国土交通省国土地理院(以下、「地理院」 と言う。)は、日々、地形や地物の変化を把握し、その情報を基本図等に表現し提供している。これらは、官民で作成される様々な地図にも利用されている。 |
(1)位置精度の向上 ![]() 写真 1 図化機による立体視
(2)RPC ファイルによる位置合わせ |
![]() 図 1 25 年ぶりに修正された硫黄島の地図 位置精度の向上及びRPCファイルの活用により、国の基本図である2万5千分1地形図修正に今後もALOS画像の利用が期待される。 ALOS画像は、航空写真に比べて解像度は低いものの、1シーンに広い範囲が含まれ、また歪みの少ない画像を高頻度で入手できるため、大規模建物等の修正等に有効であり、航空写真と相互に補完しあうことで、迅速で効率的な地形図の作成・修正に寄与することが期待される。 更に、離島や南極等の空中写真撮影が困難な地域においては、衛星画像の特徴を十分に活かすことが期待され、平成19年度には、「硫黄島」の25年ぶりの地形 図修正や、これまで困難であった「竹島」の地形図作成のための高精度の位置決定が ALOS 画像を利用して行われた。
図 2 竹島の地図(2 万 5 千分 1 地形図「西村」の一部)及び |
Yahoo! 地図は、地球・世界規模での最新情報をユーザーと共有したいと考える。地球からは見えない画像が見える点が衛星写真の大きな特徴であり、航空管制が厳しい海外でさらに効果を発揮する。Yahoo! 地図のユーザーが見たいときに世界中で見られるサービスをALOSデータを使って実現し、また衛星写真を通じて地球にもっと関心を持ち、環境保護などエコ社会へ意識を高めたいと考える。 ![]() 図 3 Web 上での地形図データとの重ね合わせによる 変化抽出の試み |